tricolor

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バンド結成10周年を記念してリリースする本作品は、
「これまでの10年」と「これからの10年」の間にある “今” を大切にした意欲作。
メンバー3人が “今” 好きなこと、挑戦したいことを実現させ、
本来のtricolorらしさと、意外性が共存した作品集です。
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tricolor 「キネン」

定価 ¥2,700+税 / 品番 PCD-27041 / 発売日 2019.5.15 / レーベル Pヴァイン・レコード


1. Lorient
2. The Wedding
3. BON danse pour la famille
4. Hare's March
5. たびのはなし
6. Beautiful Gortree
7. Home Again
8. CHORUSU
9. Red Yellow Blue
10. Nina Mariage

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◎MEMBERS
中藤有花 / Fiddle, Concertina, Vocal
長尾晃司 / Guitar, Mandolin, Vocal
中村大史 / Accordion, Bouzouki, Guitar, Piano, Vocal

◎GUEST
田中佑司 / Drums, Keyboard
角銅真実 / Marimba, Chorus
巌裕美子 / Cello
沼下麻莉香 / Fiddle
永田太郎 / Fiddle
Shannon Heaton / Flute

◎STAFF
Recording, Mixing & Mastering 田辺玄 at Studio Camel House
Graphic Design 石本夏帆
Photo 廣田達也
Hair Make yoshico (jouer a cache cache)
MOVIE
Lorient
Director, Cam, Editor : 馮 意欣 Yikin Hyo
Recorded, Mixed & Mastered : 田辺玄 Gen Tanabe (Studio Camel House)
Hair Make : yoshico(jouer a cache cache) Location : cafe la famille
The Wedding
Cam : 和久井幸一 Koichi Wakui
Editor : 長尾晃司 Koji Nagao、和久井幸一 Koichi Wakui
Recorded, Mixed & Mastered : 田辺玄 Gen Tanabe (Studio Camel House)
MEMBERS
田中佑司
田中佑司:Drums, Keyboard
ドラム、パーカッション、キーボード奏者。ステージで見せる自由でエネルギッシュな一面と、ジャンルを超えた、幅のとても広い音楽への興味と知識。音楽的に迷ったり、行き詰まった時に彼に相談するとちゃんとレベルの高い答えを提示してくれる。今回のレコーディングでも彼にたくさん助けてもらった。寂しがり屋。
角銅真実
角銅真実:Marimba, Chorus
はじめは打楽器奏者として出会ったが、知れば知るほど表現の幅が広い表現者。今回はマリンバをフィーチャーした曲もあったが、主に彼女には「これをしてほしい」ではなく、tricolorの音楽とともに「あなたに何かしてほしい」というリクエストで新しい音楽の作り方に触れることができた。猫と暮らしている。
巌裕美子
巌裕美子:Cello
クラシックやオーケストラを中心に、時にはパンダの姿でこどもたちに囲まれながらチェロを弾く。あたたかい音色、フレキシブルな演奏、そしていつも落ち着いている佇まいは、レコーディング中も常に変わらず、とても心強い存在。中藤の高校の同級生でもあり、バンド好き女子同士。通称 “ゆみっこ”。
沼下麻莉香
沼下麻莉香:Fiddle
tricolor BIGBANDでも沢山一緒に演奏した、まっすぐな瞳で芯の強い音を奏でる心強い仲間。自身のバンド「セツメロゥズ」での活動の他、中村と「Sonora」のメンバーとして都内のアイリッシュパブで演奏したり、ケーリーバンド(アイルランドのダンスの伴奏専門バンド)のメンバーとしてアイルランドで演奏したりしている。お酒が楽しい。
永田太郎
永田太郎:Fiddle
力強く、素直で実直な性格。そしてその性格のとおりの音が魅力のフィドラー。長尾とは過去に同じバンドでアイルランドの伝統音楽際に出場。一時期苦楽を共にした盟友的存在。地元長野県松本市でケルト音楽のサークルを立ち上げ、いまも大きな盛り上がりを見せている。今回のメンバーで最年少、頼れる弟分。音楽家とは別にYou Tuberとしても活躍。
Shannon Heaton
Shannon Heaton:Flute
ボストンを中心に活動し、夫のMatt Heatonとのライブや、多くの伝統音楽家やダンサーへの指導など、アイルランド音楽に深く根ざし、北米で最も優れた伝統音楽家のひとりとして知られている。今回、tricolorのために書き下ろしの楽曲を作っていただき、5月に初来日。メールの返事がとても早く丁寧で、日本語で“ありがとう”と録音したボイスメモも送ってくれる素敵な人。フクロウ、ジョギング、タイが好き。
Comments
1 Lorient
長尾がフランスのブルターニュ地方ロリオンに滞在中、ちょっと肌寒い8月のとても気持ちのいい朝。朝食前のひとときに思いついた曲の断片と。中村がオーストラリアに滞在中、フェスティバルで共演したチェロ奏者に感化されて作った曲の断片をつなぎ合わせた一曲。レコーディングではドラムにキーボード、チェロに声。ちょっと背伸びをしたtricolorを目指しました。(長尾)
2 The Wedding
元気でハッピーなセットを弾きたい。それは私にとっては新しい挑戦!2人のフィドラーと田中さんのドラムという力強いゲストも加わり、私もいつになく張り切りました。
リズムに足取り合わせて、気持ちのいい道のりを歩いてもらえたら嬉しいなと思います。(中藤)
3 BON danse pour la famille
tricolorにとって大事な場所、cafe la familleでの盆踊り大会のために作曲しました。夏の空を感じたい!ただそれだけです。田中さんのドラム&オルガンが一役買ってくれました。(中村)
4 Hare’s March
シンプルなメロディで誰でも弾ける曲、それをみんなで自由に歌いまわしていつまでも演奏していられるような曲。そんな曲を作ってみたいと思い作りました。沢山の人と、いろんな楽器でこの曲を演奏できたらいいなと思っています。(長尾)
5 たびのはなし
初めてギターを手にしてからかれこれ約20年ほどが経ちました。いままで「自分は音痴で歌はうたえない」というスタンスをとり続けてきましたが、この機会に一念発起をしてうたに取り組むことにしました。個人的な意味では”キネン”すべき初の本格的ヴォーカルレコーディング曲。歌詞は実際に僕たち3人が旅をした思い出を元に作りました。(長尾)
6 Beautiful Gortree
昨年から、とても気になる存在のチェロ。一緒に演奏する機会も増え、今回はじめてtricolorのアルバムにも入っていただきました。巌さんの音は、彼女の人柄そのまま。あたたかくて優しいけれど、ふとしたときにチャーミングでキュンとします。
アイルランドの偉大なフィドラー Tommy Peoplesの作った大好きな曲。朝日のあたった山並を見ながら演奏した時間は、忘れられません。(中藤)
7 Home Again
角銅さんのマリンバをフィーチャー。彼女がマリンバを演奏する姿は、重力の異なる星の上にいる音楽の精のようでした。曲の終盤、中藤さんのフィドルが初めてメロディーを奏でたとき、この曲のタイトルが本当の意味を持ったように感じました。(中村)
8 CHORUSU
このアルバムで一番やってみたかったこと。3人で声を出すこと、音楽の構成や発想が自由で素直であること。
視野を広げて「今」やってみたいことを探ってみたときに、僕がまず見つけたのは「アコーディオンを弾かないこと」でした。これまでの定番の楽器編成と違う響きを求めて、ピアノを弾いたり、ギター×ギターのシーンを作ったり。楽器を持ち替えることがキャラクターとなっているtricolorが、さらに地図を拡げました。その分、ライブで再現できないものも増えてしまいましたが、そこにも愉しみがあることでしょう。3人それぞれが自由に表現したものが、どんな形であれtricolorらしくなるということ。確信にも似た願いが結実したアルバムになっています。(中村)
9 Red Yellow Blue
tricolorがいつも演奏している ”Anniversary” などの作曲家 Shannon Heatonさんに、今回初めて曲を作っていただき、そしてフルートでも演奏に参加していただきました。会ったこともない異国のバンドからのお願いを快く受けてくださったShannonさん。曲をお願いして1週間たったときに、”この3色はそれぞれ個性は強いけれど、ブレンドすると無数の色を作り出せる。だから、あなたたちのお祝いのために贈る曲はこのタイトルにしたいけれどどうかしら” とメールが来たときに、丁寧で素敵な心が伝わってきて、私も胸がギュギュっと嬉しくなったのを覚えています。私にとっては長年の夢だったShannonさんとの共演。この曲を日本で一緒に演奏できることも楽しみです。(中藤)
10 Nina Mariage
休暇中にタイのラヨーンという海沿いの街に訪れました。その時僕はある友人をお祝いする曲を作ろうとビーチでのんびりしていたところ、ある大家族が、おばあさんを囲み、記念撮影をしていました。話を聞いてみると、そのおばあさんは人生で初めて、憧れていた海に子供達が連れて来てくれたのだそうです。そんな素敵な光景を見ながら作りました。(長尾)
LIVE
tricolor 10周年アニバーサリー「キネン」リリースライブ
tricolor 活動10周年アニバーサリーツアー!
1年間を通しての感謝と再会、出会いの旅は、
7作目となるNew Album「キネン」リリース先行ライブからスタート。
この日はアルバムに参加したゲストミュージシャンが一堂に会します。

2019年5月3日(祝金)開場 17時 / 開演 18時
会場:青山 CAY

[出演]
tricolor(中藤有花、長尾晃司、中村大史)
guest:田中佑司、角銅真実、巌裕美子、沼下麻莉香

[料金]
予約 3,000円 / 当日 3,500円 / 小学生 1,500円
*ドリンク代別
*中学生以上は一般料金となります。
*未就学児は保護者1名につき1名無料、保護者の膝の上で観覧をお願いします。

[予約・問い合わせ]tricolor.kinen.5.3@gmail.com
件名に「5/3ライブ予約」、本文に「お名前(ふりがな)」「人数」「お子様連れの方は人数と学年」を添えて、メールにてお申し込みください。

・当日のご入場は来場順になります。
・会場への公演についてのお問い合わせはご遠慮ください。
・1週間以内にご予約完了メールをお送りします。1週間待っても届かない場合はお問い合わせください。

アニバーサリーツアーの詳細はこちら!
tricolor
Irish Music Trio “tricolor”
Three musicians playing several instruments.
Folk Music of Ireland.
copyright tricolor allright reserved.
photo Jiro Matsushita, Tatsuya Hirota / Illustration Amigos Koike, Sumi Ikebe